夜勤辞めて、リモートワークとかできたらいいのに
在宅ワークしたいけど詐欺が不安
などと思いながら、「結局どうやったらできるの?」とSNSを検索するだけで終わっている看護師さんは多いのではないでしょうか。
公益社団法人 日本看護協会「2024年病院看護実態調査」によると、2023年度の正規雇用看護職員の離職率は11.3%。10人に1人以上が毎年離職している計算です。
夜勤・人手不足・人間関係など現場の厳しさは数字にも表れています。
筆者は現在一般企業で勤務しながら個人事業主としても活動する在宅ワーカーです。採用担当として勤務した経験もあります。
在宅ワークができる看護師の仕事ってある?という問いへの答えは

ある!
でもそのままでは難しい!
一回落ち着いて整理してから!
です。
ちゃんとスキルを棚卸しして訴求すれば、看護師の経験はリモートワーク転職でも武器になります。
この記事では在宅ワークをするために必要なステップを具体的にまとめました。
- 「看護師の経験を活かしつつ、在宅で働きたい」が可能かどうか
- 看護師の在宅ワークはどのような業種・職種があるか
- 在宅ワークへの具体的なロードマップ
- リモートワーク転職・副業をするなら何をしたらいいか
看護師がリモートワークできる仕事、実際ある?


あります。
もっと正確に言うとこんな感じです↓
- あるかどうかで言えば「ある」
- 「看護師だから」で簡単に獲得できる仕事はない
- 看護師の転職方法のままだと内定獲得は難しい
- 出社回帰が進んでおり、そもそも競争率は高い
厚生労働省は働き方改革の一環としてテレワークの普及・定着を国として推進しています。
また、「入院から在宅へ、切れ目のない医療を」という昨今の流れとともに、病院以外で看護師経験が活かせる仕事自体はもここ数年でぐっと増えています。
参考:
厚生労働省「テレワーク普及促進関連事業」
在宅医療の推進について
医療・ヘルスケア領域での代表的な職種を挙げると次のとおりです。
「看護師=病院・クリニックで働くもの」というイメージは、もはや古くなりつつあります。
- 治験コーディネーター/臨床開発モニター(CRC/CRA)
- 臨床試験のサポート職。在宅勤務可能な案件も
- 医療系コールセンター・健康相談員
- 患者さんや一般の方からの健康・内服相談に対してチャット・電話で対応
- 産業保健師・看護師
- 従業員の健康管理。大企業を中心にリモートが可能な職場も
- 医療系ライター・コンテンツ監修
- 医療情報は正確性が重要。看護師は専門職として「正確な情報を書ける人」と捉えられやすい
- ヘルステック企業のセールス・カスタマーサクセス
- 製品導入をサポート。同じ看護師として患者・ユーザーの需要を正確に捉えられるのが強み。
リモートワーク専門の転職エージェントのリモフルでは、ビジネス職に特化した正社員のリモート求人を多数扱っています。
地方在住もOK。
そもそも競争率が高いリモートの求人での内定獲得は、きちんと戦略を立てるのが重要です!
自分の譲れない条件のすり合わせ、選考通過のためのポイントを知り尽くしているのがリモフル。
「どんな仕事があるか見てみたい」という段階から相談できるので、まずは登録だけでもOKです。
在宅ワーク内定獲得までのロードマップ
まず最初に、以下のような考えは今ここで捨て去りましょう。
- リモートワーク=楽
- 未経験OK=なんにも知らなくても全部教えてくれてお給料ももらえる
経験者として、リモートワークの良いところは通勤がなく時間を有効活用できるところ。
一方で、成果主義かつ自律駆動できるのが前提です。同僚が隣りにいるわけでもないため、自分でテキストコミュニケーションが取れることが重要です。
何もわからず教えてもらうのを待っているだけの状態では、在宅ワークは不可能ともいえます。
とにかく倍率が高い在宅ワーク。
転職や副業でお仕事をいただくポイントは、自分という人材を売り込むことです。
↓↓自分の売り込みポイントが見えやすくなる考え方は↓↓◎
大きな話のようで、これが一番のポイントです。
なぜなら、どう生きたいか?の先に在宅ワークという方法の一つが選択肢に上がってくるからです。
例えば
- 家族との時間を増やしたい
- 大学に入って勉強をしたい
といった理由の先に、「通勤時間を別のことに充てたい→在宅ワーク」となります。
ここがはっきりしていないとなんとなく在宅で働きたいで戦略が立ちにくくなります。
ここで生き方の指針を一緒に棚卸ししてくれるのが【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】
自分が何をしたいのか、自分軸を何にするかを一緒に考えてくれます。
転職活動を始める前に、一番大切なのが自分の強みを整理することです。
看護師のスキルをそのまま面接で伝えても、一般企業では伝わりにくいです。
大事なことは「スキルをちゃんと通じる形に言語化すること」!
今までの経験は、他の言葉に置き換えると実は十分なスキルになります。
- 得意だった業務は何か?
「ICUより外来が好きだった」「患者説明を任されることが多かった」など、具体的に。 - どんな場面でよく頼られたか?
「急変時に冷静でいられる」「新人の教育係になることが多かった」など。 - もし看護師じゃなくても活かせることは何か?
「文章を書くのが得意」「ツールを覚えるのが早い」など、業務外も含めて
- 得意だった業務は何か?
- 「ICUより外来が好きだった」「患者説明を任されることが多かった」など、具体的に。
- どんな場面でよく頼られたか?
- 「急変時に冷静でいられる」「新人の教育係になることが多かった」など。
- もし看護師じゃなくても活かせることは何か?
- 「文章を書くのが得意」「ツールを覚えるのが早い」など、業務外も含めて
| 看護師での経験 | ビジネス職での言い換え |
|---|---|
| 患者・家族への説明・指導 | 相手に合わせたわかりやすいコミュニケーション力 |
| アセスメントと優先順位づけ | 適切な状況判断力・課題解決力 |
| 記録・申し送り | 誤解がなく正確に伝わる文章作成・報告スキル |
| 医師・多職種との連携 | 専門職同士のチームワーク・調整力 |
| 急変対応 | プレッシャー下での冷静な判断力 |


自分の売りが整理できたら、次はいよいよ求人を探す段階です。
ただし、普通の転職サイトで「リモート」と検索しても、出てくるのはほぼコールセンターか派遣が多いです。
コールセンターや派遣スタートも、戦略としてアリです。「一般企業での勤務経験あり」という実績が積めるので、次の転職でぐっと選択肢が広がります。
そして転職サービスを選ぶなら、最初からリモートワーク特化のサービスを使うのがおすすめです。
リモフルはリモートOKの求人だけを扱っているので、「リモートかどうか」を確認する手間がありません。
医療・ヘルスケア系の事務やCSポジションの求人もある場合があります。
まずは登録して、どんな求人があるか眺めてみるところから始めましょう。
登録・利用は無料です。
職務経歴書って何?
これはほぼ全員が悩むポイントです。
結論、STEP 2でやった言い換えをそのまま使います。
職務経歴書で意識してほしいのは3点
① 「何をしたか」より「どんな価値を出したか」を書く
× 急変患者の対応をした
○ 急変時に優先事項を即座に判断し、チームへの情報共有で対応速度を上げた
② 数字を使う
「約●名の患者さんを担当」
「1日平均●件の記録業務を処理」
具体的な数字があると、規模感が伝わります。
③ 志望動機はなるべく職種に合わせる
「看護師を辞めたい」ではなく
「患者さんに関わる仕事の経験を、より広い形で活かしたい」
という表現に置き換えましょう。
転職エージェントに登録しているなら書類添削をしてもらうのが一番の近道ですが、基本的な書き方は押さえておきましょう。
一般企業の面接は「あなたがどのように企業に価値を産めるか」が重視されます!
筆者は採用担当として面接もしていましたが、面接に来る看護師さんあるあるが
1:専門用語をそのまま使う
2:「看護師です!」で押し切る
「HCU勤務で急性期対応をしていた」と言っても、
で?弊社でどのようなことができますか・・・?
となります。
大事なのは相手があなたが働いて価値を生む人材になるか想像できるように話すことです!
- 自己PRをしてくださいへの回答方法を知りたい!
看護師目線でOKです。
ただし「患者さんのために」ではなく
「相手のニーズを汲み取って動ける点が強みです」という言葉に変換しましょう。- 「なぜ看護師を辞めるのですか?」と聞かれたら?
ネガティブな理由は最後にしてポジティブで締める。
「夜勤による体調管理の難しさがきっかけでしたが、
自分の経験をより幅広いフィールドで活かしたいと思い転職を決意しました」- リモートワーク経験は必要?
経験がなくても大丈夫。
「テキストで正確に記録・報告する習慣は業務でずっと続けてきました」
と答えられます。リモート面接はカメラ映り・背景・音声も審査対象です。
作業環境の準備と並行して進めましょう。


在宅で働く環境は?
雇用形態によっても変わりますが、採用担当経験者としていえることは



仮にパソコンを貸与してもらえたとしても自分のは持っておく!
です。
理由は「パソコンを持ってない人がパソコンで仕事ができるとは考えられにくい」
から。
未経験だとしても可能性をあげてくれるのが、ITリテラシーがあると思ってもらえることなのです。
① インターネット環境(最重要)
在宅勤務でいちばん大切なのは、安定したインターネット接続です。
そもそもインターネットがない方は早めに敷いてしまいましょう。
また「繋がらない」「重い」は、職場への信頼に直結します。(残念ながら実話)
理想は光回線ですが、工事が必要だったり、賃貸の都合で難しいこともありますよね。
その場合は工事不要で使えるモバイルWi-Fiやホームルーターが現実的な選択肢です。
② PCとWebカメラ
ビデオ会議に対応できるスペックのPCが必要です。最低限の目安は以下のとおりです。
- メモリ: 8GB以上(動画通話しながらExcelを開いても重くならない程度)
- カメラ: 内蔵でも可。外付けの場合はFHD(1080p)対応のものを
- マイク: ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンマイクが便利
とはいえ最近のパソコンはカメラとマイクは標準で着いているものも多いです。
SurfaceだとデフォルトでOfficeが使えます。コスパが良いのがこちら。
こちらもありですがメモリは最低レベル。ごく軽作業しかしないのであればアリです。
③ 作業環境
「ちゃんと仕事している感」は意外と大切です。家族と同居している場合は、特に注意が必要です。
- ビデオ通話中は映り込みに注意(洗濯物が背景に…はNG)
- 静かな環境が確保できる時間帯・部屋を決めておく
- 照明はできれば顔に当たる位置に。暗いと印象が下がります
④ セキュリティ
個人情報を扱う職種を希望する場合、セキュリティ意識は採用側が重視するポイントです。
厚生労働省の「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」でも、在宅勤務時の情報セキュリティ対策が重要項目として明記されています。
最低限、以下は押さえておきましょう。
- 自宅Wi-Fiのパスワードは複雑なものに変更する
- VPN接続が必要な場合は、会社支給のものを使う
- 個人情報をメモ書きにしない
- カフェ等不特定多数が見られる場所で作業しない
まとめ
看護師の経験は、在宅ワークでも十分に武器になります。
ただし、「看護師転職と同じやり方のまま」では難しいのも事実。
大切なのは、スキルの言い換え・環境整備・戦略的な転職活動、この3つをセットで進めることです!
今回のポイントをおさらいすると
- 看護師の経験は営業や事務、医療ITなど幅広い職種に活かせる
- 自分のスキルを一般企業に伝わる言葉に「翻訳」することが最初のカギ
- リモートワーク特化の転職サービスを使うことで、効率よく求人を探せる
- パソコン・インターネット・セキュリティ対策は最低限揃えておく
まずはスキルの棚卸しから始めて、できることを一歩ずつ増やしていきましょう!
なにか質問があればSNSまで✨️








